国内LCC、16年お盆の予約数は5.1%増-新興はいずれも増加

  • 2016年8月8日

 ピーチ・アビエーション(MM)、ジェットスター・ジャパン(GK)、バニラエア(JW)、春秋航空日本(IJ)のLCC4社が発表した2016年のお盆期間(8月10日~21日)の予約状況で、予約数の合計は前年比5.1%増の42万7746人となった。提供座席数は3.6%増の53万1612席で、利用率は1.1ポイント増の80.5%だった。

 国際線の予約数がで最も多かったのはバニラエア(JW)で、54.7%増の3万4830人。JWは今年4月に関空/台北(桃園)線に就航したことなどで、提供座席数も50.0%増となっている。前年からの伸び率では、昨年の夏以降に関空、中部/桃園線、成田/香港線を開設するなど提供座席数を218.8%増と大幅に増やしたGKが、165.4%増の1万4025人と最も増加した。

 予約率については、今年2月に国際線の運航を開始したIJが、提供座席数は少ないものの97.3%と最も高かった。前年からの伸び率では、MMが3.7ポイント増の89.5%、JWが2.7ポイント増の89.6%と前年を上回った。一方、GKは15.3ポイント減の76.4%と前年を大きく下回った。

 国内線では、予約数が最も多かったのはGKで16.0%減の14万3145人。次いで、MMが5.6%増の11万1071人、JWが5.0%減の4万2745人、IJが6.6%増の1万4034人となった。予約率はJWが3.2ポイント増の90.0%と最も高かった。前年からの伸び率は、提供座席数を22.2%減に絞ったIJが23.9ポイント増の88.4%と最も伸長。このほか、JWが3.2ポイント増、MMが0.4ポイント増の82.7%、GKが3.5ポイント減の71.1%となった。

 国内線のみを運航するスカイマーク(BC)、エア・ドゥ(HD)、ソラシドエア(6J)、スターフライヤー(7G)、フジドリームエアラインズ(JH)の新興航空会社5社に関しては、予約数が最も多かったのはBCで、11.2%増の21万5627人。前年からの伸び率では、昨年の夏以降に静岡/札幌(丘珠)線の開設や名古屋小牧/出雲線の増便などをおこなったJHが、74.4%増の4万5622人と最も増加した。このほかはHDが28.9%増の8万8164人、7Gが16.7%増の5万1820人などと続き、全社が前年を上回った。

 予約率はJHが14.9ポイント増の82.9%と最も高く、次いで6Jが3.0ポイント増の81.8%、HDが11.5ポイント増の81.6%、BCが4.6ポイント増の79.4%、7Gが11.0ポイント増の78.2%となり、予約数と同様に全社が前年を上回った。