5月の旅行収支は1254億円、19ヶ月連続で黒字に

  • 2016年7月12日

 財務省がこのほど発表した国際収支状況の速報値によると、5月の旅行収支は1254億円の黒字で、前年同月から黒字幅を211億円増加した。黒字の計上は19ヶ月連続で、1996年以降の旅行収支では5月として過去最大の黒字となった。

 日本政府観光局(JNTO)によると、5月の訪日外国人旅行者数は15.3%増の189万3600人。一方、日本人出国者数は1.0%減の125万人と微減した。

 前年は869億円の黒字だった5月のサービス収支は、旅行収支の黒字幅の拡大などにより、1174億円へと黒字幅を拡大。また、前年は487億円の赤字だった貿易収支は399億円の黒字に転じた。貿易収支とサービス収支を合わせた「貿易・サービス収支」は1574億円の黒字となり、前年の382億円から大きく増加した。

 なお、経常収支は1兆8091億円で、黒字幅は前年から445億円減少したものの、黒字の計上は14年7月から23ヶ月連続となった。