軽井沢で7月29日にマリオット開業、長野初の外資系

  • 2016年6月20日

 森トラストグループとマリオット・インターナショナルはこのほど、「ラフォーレ倶楽部 ホテル中軽井沢」をリブランドする「軽井沢マリオットホテル」について、開業日を7月29日に決定した。「マリオットホテル」の日本における5軒目のホテルで、長野県内では初めての外資系ブランドによる宿泊施設となる。

 2社は今年に入り、森トラストグループが国内で運営する「ラフォーレホテルズ&リゾーツ」のホテル5軒を「マリオットホテル」にリブランドすることで合意。増加する訪日外国人旅行者へのアピールが目的で、「軽井沢マリオットホテル」はその1号店となる。残りの4軒も2017年中にはリブランドオープンする予定。

 同ホテルは、中軽井沢エリアの森に囲まれた約1万2000平方メートルの敷地に、ホテル棟とコテージ棟で計86室の客室と、レストラン、温泉、スパ、会議施設などを備える。今後は露天風呂付きの客室など56室を有する新築棟の増設も計画しており、17年の完成後には全142室となる予定。

 1名利用時の客室料金の定価は「モデレートルーム」の5万8000円から「エグゼクティブスイート」の20万円まで。サービス料、消費税、入湯税などは別途徴収する。宿泊予約の受付は同ホテルのウェブサイトなどで6月17日から受け付けている。