日本航空、国際線でハラール機内食、使い捨て食器で

  • 2016年6月5日

  日本航空(JL)は6月1日から、日本発の国際線の全路線で、日本イスラーム文化センターからハラール認証を取得したイスラム教徒向け機内食の提供を開始した。JLによると、機内食でハラール認証を取得した日本の航空会社は同社が初めて。食材や調理方法、調理工場、食器などのすべての製造工程において、同センターの認証を取得した。

 JLはこれまでにも国際航空運送協会(IATA)の基準に基づき、イスラム教で禁忌とされる豚やアルコールを使用しない「イスラム教ミール」を特別食として提供してきた。しかし認証を取得していないために、敬虔なイスラム教徒のなかには機内食を食べられず、体調を崩す人もいたという。同社によれば今回の対応は「訪日外国人旅行者が急増するなかで、利用者全員に最低限のサービスを提供する」ためのもの。

 なお、従来の特別食では再使用できる食器を使っていたが、新たな機内食では使い捨ての食器に変更し、より安心して食事ができるように配慮した。申し込みは出発時刻の24時間前までに、メールまたは電話で受け付ける。

機内食の一例。左がビジネスクラス用で、右がエコノミークラス用