阪急交通社グ、3月の海外は12.7%減-豪州が3倍増

  • 2016年5月19日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年3月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比12.7%減の144億6220万円となった。会社別では、主力の阪急交通社は欧州の需要減が響き、18.6%減の110億5882万円。方面別では北米やオセアニア、アジアが堅調で、特にオーストラリアは全日空(NH)が12月に成田/シドニー線を開設したことなどから、3倍以上増加したという。

 業務渡航系の2社では、阪急阪神ビジネストラベルは12.8%増の35億2276万円。方面別では東南アジアや南アジアが好調で、ヨーロッパやアメリカも前年を上回った。阪神トラベル・インターナショナルは1.9%減の3億6454万円だった。

 なお、3社合計の取扱額は、国内旅行が7.9%減の111億5184万円、外国人旅行が94.8%増の2億1143万円、合計は10.3%減の258億2547万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル