日本航空、システム不具合で羽田46便欠航、6670名に影響

  • 2016年4月3日
 日本航空(JL)は4月1日の午前7時48分頃、航空機の乗客や貨物の重量計算などをおこなう「重量管理システム」に不具合が発生したことにより、羽田発着の国内線46便を欠航した。JLによれば、処理速度が遅い他のシステムで業務を代行し、出発の準備に時間がかかったため、約6670名に影響が出たという。原因については調査中だが、午前9時40分頃には通常のシステムが再稼働しており、その後はシステム不具合による欠航は発生していない。

 JLは欠航便に関する情報は公式ウェブサイトで案内し、旅行会社に対しては個別に状況を説明。乗客に対しては無料で自社便や他社便に振り替えたほか、払い戻しや変更についても無料で対応したという。