主要49社、10月の国内旅行は10.7%増、訪日は4割増に

  • 2015年12月17日

 観光庁が取りまとめた2015年10月の主要旅行会社49社の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比10.7%増の4222億2073万円となった。観光庁によると、引き続き関西と北陸方面が好調に推移しているほか、企業の団体旅行が回復傾向にあるという。外国人旅行は39.3%増の173億5057万円となった。

 国内旅行の取扱額を会社別で見ると、ジェイティービー(JTB)グループ15社計が11.3%増の1012億7643万円で1位に。2位はKNT-CTホールディングス8社計で9.0%増の371億6299万円、3位は楽天で20.7%増の370億4119万円となった。

 前年からの伸び率では、DeNAトラベルが69.0%増の2億1529万円と最も増加。取扱額が10億円を超える企業については、エイチ・アイ・エス(HIS)が26.7%増の44億1516万円、JTB西日本が23.7%増の121億5651万円、ジャルパックが22.3%増の108億4312万円などとなり、49社のうち43社が前年を上回った。

 外国人旅行の取扱額で最も高かったのは、国内旅行と同様にJTBグループ15社計で41.6%増の79億9217万円。このほか、日本旅行が30.3%増の32億9729万円、HISが42.9%増の17億7379万円、KNT-CTホールディングス8社計が15.2%増の13億7527万円などと続いた。

 伸び率を見ると、JTB九州が337.4%増の7775万円と最も伸長。取扱額が1億円以上の企業では、日通旅行が89.4%増の1億3122万円、楽天が76.7%増の6億4018万円、阪急交通社グループ3社計が65.0%増の3億2010万円となり、外国人旅行を取り扱う37社のうち、27社が前年を上回った。

 募集型企画旅行に関しては、国内旅行は取扱額が13.0%増の922億8741万円、取扱人数が6.4%増の303万4338人で、単価は6.2%増の3万414円に。一方、外国人旅行は取扱額が25.2%増の6億1531万円、取扱人数が32.3%増の3万5728人となり、単価は5.4%減の1万7222円だった。

 なお、海外旅行の取扱額は5.5%減の1895億7150万円となり、合計は5.8%増の6291億4280万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
10月単月