日系2社、10月国際線旅客は9.7%増、全方面で利用率増加

  • 2015年12月1日

 日本航空(JL)と全日空(NH)の2015年10月の運航実績で、2社合計の国際線旅客数は前年比9.7%増の135万3675人となった。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)が6.7%増となった一方、旅客輸送量を表す有償旅客キロ(RPK)は13.7%増とASKの伸びを上回り、利用率は4.8ポイント増の76.7%と増加した。

 2社を比較すると、旅客数はJLが4.9%増の68万4283人、NHが15.2%増の66万9392人とともに増加。3ヶ月ぶりにJLがNHを上回る結果となった。利用率については、JLはASKが0.9%増、RPKが8.3%増となり、5.5ポイント増の81.1%に。NHはASKが12.2%増、RPKが19.5%増で、4.5ポイント増の72.8%だった。

 方面別では、JLの旅客数は東南アジアが27万1261人と最も多く、前年からの伸び率でも12.8%増と最も伸長。このほか、オセアニアが10.3%増の1万3674人、太平洋が9.4%増の18万1846人などとなり、韓国と中国以外の全方面で増加した。

 利用率が最も高かったのはグアムで、9.1ポイント増の88.6%。伸び率については、東南アジアが11.6ポイント増の79.4%、オセアニアが8.5ポイント増の86.9%、欧州が4.3ポイント増の83.3%など、全方面で前年を上回った。

 NHの旅客数を方面別で見ると、北米・ホノルルは22.5%増の16万1396人、欧州は18.2%増の7万3012人、アジアは12.2%増の43万4984人で、いずれも2桁増となった。利用率については、欧州が14.3ポイント増の84.2%と最も高く、次いで北米・ホノルルが2.2ポイント増の72.1%、アジアが2.7ポイント増の68.8%となった。