ベルギー・ブリュッセル、「テロ事件」発生後のブリュッセル市内のようす(11月23~24日現在)

  • 2015年11月25日

 パリ市内にて発生した同時テロ事件の影響を受け、隣国ベルギーの首都・ブリュッセルでも大変厳しい警備体制が敷かれております。

 11月23日(月)の夜も、グランプラスには美しいクリスマスツリーが輝いておりました。

 クリスマスというと緑や赤がイメージカラーですが、こちらのツリーはホワイトの単色で、広場の建物の雰囲気とのバランスがすばらしく感じます。地下鉄・ブルス駅近くの通りでは警察官の姿も見えますが、ここにもクリスマスのイルミネーションが輝き、人々の気持ちを温かくしてくれます。

 11月24日(火)の様子ですが、旅行者の数自体は普段より少なめなものの、グランプラスやイロサクロのレストラン、チョコレートショップのほとんどが平常営業しております。サンチュベール商店街のチョコレートショップも営業をしておりますが、高級品の専門店等の中にはお店を閉めているところもあります。

 王宮、サンミッシェル大聖堂、小便小僧などの観光スポットも、外観からは問題なくご覧いただけます。

 市内の道路交通は通常通り。ラッシュ時の混雑に加え、時折検問が急に実施されており、そのために渋滞が発生していることもありますが、概ね通常通りの交通量です。

 引き続き市内の警備は強化されており、警察や軍隊の数は多くなっております。

 ブリュッセルの日本大使館からの情報によりますと、11月25日より段階的にブリュッセル地域の全ての学校の再開を予定しているとのことです。


情報提供:株式会社ミキ・ツーリスト日本海外ツアーオペレーター協会