マンダリン、ベイルートで18年に開店、レジデンス併設

  • 2015年9月10日

 マンダリンオリエンタルホテルグループは、2018年にレバノンのベイルートでレジデンス施設を併設する「マンダリンオリエンタルベイルート」を開業すると発表した。ロケーションの詳細は明らかにしていないが「高級店やレストラン、ナイトライフなどを楽しめる」同市の中心部としている。ベイルートは街並みなどの美しさから「中東のパリ」と称される同国の首都。ラフィク・ハリリ国際空港までは車で15分の位置にある。

 同グループは現在、中東市場における展開を進めており、ドーハやドバイでも開業計画を進めているところ。ホテルおよびレジデンスの運営は同グループがおこない、開発は6月の「ホテルリッツマドリード」買収時に共同で合弁会社を設立した、サウジアラビアのザ・オラヤン・グループが手がける。

 「マンダリンオリエンタルベイルート」は南北の2棟のビルで構成し、南棟には280室の客室と25室のサービスアパートメントを配置。北棟には103室のレジデンスを設ける。デザインはシンガポールを拠点に活動する建築家のケリー・ヒル氏が手がける。

 両棟の最上階にはレストランとバーを設置。低層階にもオールデイダイニングやバー、ラウンジを設ける。そのほかには大宴会場、スパ、フィットネスセンター、屋内プール、などを用意。ビル屋上にはプールを設置する。