関空、7月の国際線旅客は3割増、発着回数で初の1万回超え

  • 2015年8月18日

 新関西国際空港によると、関西国際空港(関空)の2015年7月の輸送実績(速報値)で、国際線旅客数は前年比30.9%増の145万1096人となった。23ヶ月連続での前年超えで、単月としては過去最高だった。

 このうち、日本人旅客数は10.0%減の47万1680人と19ヶ月連続で減少。一方、外国人旅客数は72.1%増の95万9450人で、41ヶ月連続で前年を上回るとともに、単月として過去最高を記録した。通過客は25.9%減の1万9966人だった。

 国際線の旅客便発着回数は、中国などアジア方面を中心に増便が相次いだことにより、32.2%増の1万82回と単月では初めて1万回を上回った。

 なお、国際線と国内線の旅客数の合計は、7月としては過去最高となる25.1%増の205万2266人で、46ヶ月連続の増加となった。国内線の詳細は別途記載(下記関連記事)。