KNT-CT、1月の海外は13.9%減-学生団体は41.8%増

  • 2015年3月10日

 KNT-CTホールディングスの2015年1月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比13.9%減の113億1492万円となった。このうち、団体旅行は6.9%減の13億2865万円、企画旅行は19.9%減の68億5424万円、個人旅行は0.6%減の31億3203万円といずれも減少した。

 団体旅行のうち、一般団体は昨年取り扱った大型のSITツアーや招待旅行の反動などにより、23.6%減の8億1092万円と前年を下回った。学生団体は修学旅行などの取扱増加により41.8%増の5億1774万円と大幅に増加した。

 企画旅行では、ホリデイは東アジア方面を中心に全体的に不調が続き42.7%減の21億4190万円。各方面とも低価格帯商品のラインナップ縮小の影響もあり、全体の取扱人数、取扱額ともに前年を下回った。また、クラブツーリズムも2.3%減の46億9491万円となった。

 海外旅行以外では、国内旅行が4.1%減の195億6446万円、外国人旅行は46.6%増の6億709万円。関連商品などを合わせた総計は7.1%減の320億3812万円となった。国内旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。