JR東日本、女子旅ブランド新設、4月から3ヶ月で1500名目標

  • 2015年3月9日

 東日本旅客鉄道(JR東日本)はこのほど、20代後半から30代後半の女性に向けた新たな国内ツアー商品ブランドとして、「トランスペシエ(Trainspecial)」を創設した。「Train」と「special」を組み合わせた造語で、新たな「女子旅」ブランドとして訴求する。同社ではこれまで女性向け商品として、「癒やし」をテーマに「のんびり小町」と「めぐり姫」を提供してきたが、女性のニーズの多様化などにより利用者数の減少が続いていることから、「とくべつな体験」をキーワードにテコ入れをはかる。

 「トランスペシエ」では首都圏発着の商品を用意し、四半期ごとにコースを変更する予定。4月1日から6月30日までに出発する商品では、絶景、温泉、お酒、パワースポット、列車の5つのテーマに分けて全17コースを設定しており、約1500名の送客を見込む。販売は同社のウェブサイト「えきねっと」やびゅう予約センター、びゅうプラザなどでおこなう。なお、男性の申し込みも可能とした。

 ブランドの開設にあたっては、A5サイズの無料のガイドブックを作成し、首都圏の主な駅やびゅうプラザ、駅ビルなどに設置。旅行商品や目的地などの情報を紹介する。今後は年2回発行する予定。加えて、JR東日本の女子旅では初めてとなる、プロモーションムービーも制作。「トランスペシエ」の商品で提供するエリアの食事や温泉、絶景などを紹介する。ムービーは首都圏のびゅうプラザや電車内のトレインチャンネル、駅のデジタルサイネージなどで放映する。

 なお、これまで提供してきた「のんびり小町」と「めぐり姫」は、新たなブランド「ゆらりとりっぷ」に統合してリニューアル。「癒やし」をテーマに、宿泊プラン28コース、日帰りプラン14コースを提供する。設定期間は4月1日から9月30日まで。

 また、これらのJR東日本が提供する女子旅を総称して「新女子旅宣言」と命名。ウェブサイトを開設するほか、共通ロゴを作成して周知をはかる。