関空、法人向けに新サービス、出張での利用促進へ

  • 2014年11月13日

 新関西国際空港は、有料の法人会員プログラム「KIX-ITM Global Business Club」を立ち上げた。関西国際空港発着の国際線について、特に路線維持に重要となるビジネス需要の喚起をめざすもので、空港へのアクセスや出発前の空港滞在、保安検査場の優先レーンなどの特典を提供。空港管理会社が法人を対象に有料でサービスや特典を提供するプログラムは、日本では初という。11月13日に受付を開始し、2015年4月1日にサービスを始める。

 プログラムでは、会員カードを提示すると受けられる特典とポイントを貯めることで利用できる特典を用意。ポイントを必要としないものは、例えば関空の駐車場割引や、長距離便利用者であればKIXエアポートラウンジ利用、2015年度中に導入予定の優先レーン利用、指定の免税店や両替所での割引や優待レートの提供などをおこなう。伊丹空港の飲食店や物販店でも割引など特典を導入する。

 一方、ポイントは「コーポレートポイント(CP)」と名付けたもので、法人単位で貯めて利用することが可能。出発時に、路線の距離ごとに長距離では20CP、中距離では2CP、短距離では1CPを付与する。有効期限は取得日から3年後の月末まで。

 ポイントで交換可能な特典としては、最も大きなもので関空内での広告媒体を5000CPから提供。このほか、50CPでエアポートリムジンの20%割引や直営免税店の500円券、60CPでラウンジでの個別席やブースの利用といった特典を用意した。また、利用時に条件は付くが、150CPで手荷物の自宅への配送、300CPで「お帰りタクシーサービス券」などの選択肢も設けた。

 なお、プログラムには出張の回数や社員数に応じて3通りのプランを設定。カード発行枚数の上限と年会費は、「Lightコース」は10枚までで税別5万円、「Standardコースは」100枚までで10万円、「Specialコース」は200枚までで20万円としている。