朝日旅行、東海道五十三次を歩くツアー発売-熊野古座街道のツアーも

  • 2014年8月21日

 JTBのグループの朝日旅行は8月15日、「シリーズウオーク・街道をゆく」で、初心者向きコースとして東海道五十三次を歩くウォーキングツアーを発売した。全21回シリーズで、10月から2016年秋まで、京都の三条大橋から日本橋までの五十三次約490キロメートルを歩く。21回のうち、日帰りは10回、1泊2日は11回とした。

 ツアーでは名所旧跡や観光地を訪問し、峠越えなども実施。歩く距離は1日およそ12キロから15キロとした。また、1人でも参加しやすいよう、シングルルームの多いホテルを用意した。

 第1回は「第1回・旅立ち 三条大橋から大津宿」コースで、大阪または京都発着。東海道五十三次の旅立ちの始発地である三条から日ノ岡、山科、追分、月心寺、逢坂関、蝉丸神社、札ノ辻、大津までの約15キロを歩く。第1回参加者には、五十三次スタンプ帳を贈呈する。また、完歩した参加者には完歩賞をプレゼントする。

 第1回の出発日は10月8日、13日、18日、21日で、各回40名限定で募集する。旅行代金は大阪駅発着が1名4800円、京都駅発着が1名3500円。なお、第2回は8月下旬に発売予定で、大津から草津宿を踏破。第3回は草津から石部宿・三雲まで歩く。

 また、中級者向けには熊野の古座街道を歩くツアーを設定。関西発着の全6回で、地元の語り部の解説を聞きながら、全長約80キロメートルの古座街道を歩く。6回のうち日帰りツアーは4回、1泊2日ツアーは2回。第1回は「朝来から彦五郎堤防・鳥渕神社へ」とし、10月9日、22日に実施する。旅行代金は1名8900円。今後は毎月1回のペースで2015年3月まで実施する予定だ。参加者は各回40名限定とした。