JAL・ANA、お盆国際線は旅客6.1%増、間際で2万人上積み

  • 2014年8月19日

 日本航空(JL)と全日空(NH)の2014年お盆休み期間(2014年8月8日~8月17日)の利用実績で、2社の数値を合算すると国際線は旅客数が6.1%増の51万5973人、座席数は7.7%増の58万2428席となり、利用率は1.3ポイント減の88.6%となった。8月1日発表の予約状況と比較すると、旅客数が2万1533人、座席数が8841席増えており、利用率は2.4ポイント改善している。

 JLは旅客数が1.4%増の27万3396人、座席数が2.5%増の30万5208席、利用率が1.0ポイント減の89.6%。方面別では、旅客数は台湾が4.2%減、韓国が9.2%減となった以外は前年を上回り、特にオセアニアが8.5%増、東南アジアが7.4%増となるなど数を伸ばした。

 利用率は、ハワイが94.6%で最も高く、次いで欧州が94.4%、グアムが93.9%、米大陸が93.3%と続いた。前年からの変化ではオセアニアが5.3ポイント増と伸長したほか、米大陸が4.3ポイント増、ハワイが4.2ポイント増などとなった。

 一方、NHは旅客数が11.9%増の24万2577人、座席数が14.0%増の27万7220席で、利用率は1.6ポイント減の87.5%。方面別で見ると、旅客数は欧州が28.5%増、北米が24.9%増、中国を除くアジアが14.6%増と大きく増加。中国は1.6%減とわずかに前年を下回った。

 利用率では、ハワイが95.3%で最も高く、北米も91.0%と9割を上回った。前年と比較しても北米が4.0ポイント増、ハワイが1.5ポイント増と順調。その他の方面は前年割れとなった。


 2社の比較が可能な米大陸(北米)、欧州、ハワイ、アジア方面を比較すると、NHがJLを米大陸で1万4779人、欧州で131人上回ったのに対し、JLはハワイで2万1665人、アジアで1万4702人、NHよりも多く運んだ。利用率は、米大陸、欧州、アジアでJLに軍配が上がっている。

 なお、8月1日発表の予約状況からの変化では、JLが座席数を8471席増やして旅客を1万5978人上積みした一方、NHは座席数の増加を370席に留め、旅客数は5555人増とした。

 方面別では、米大陸はJLが611人増、NHが564人増と大差ないものの、欧州はNHの715人増に対してJLが2181人増、ハワイがNH12人増にJL991人増、アジアがNH4264人増にJL1万2305人増と差がついた。