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JR宇部線100周年で記念イベント 宇部市が夏秋に/山口

 山口県宇部市は、市内を走るJR宇部線が今年開業100周年を迎えたことから、この夏秋に記念事業を展開する。同線にまつわる多彩なイベントで節目の年を祝う。

 JR宇部線は1914年、宇部-宇部新川間で営業を開始。以来、100年にわたって工業都市としての同市の発展を支えてきた。全国で唯一、国鉄型車両「クモハ123系」が走る線として鉄道ファンからの人気も高い。市では同線の功績や役割を再認識し、さらなる利用促進につなげようと事業を企画した。

 イベントは7月26日の企画列車「はなびーる列車」でスタート。参加者は新山口-琴芝間の車窓風景や、地酒や地元の食を楽しんだ。

 今後は8月9、10日に宇部市文化会館などで「鉄道展」を開催。クモハ42系の写真展示などで宇部線の歴史を振り返るほか、鉄道模型の走行展示、同線職員の制服撮影や方向幕の切り替えなどの体験も楽しめる。9日は子ども向けアートワークショップも実施する。

 10月12日の「鉄道の日」には、宇部新川駅での鉄道シミュレーター体験や企画列車の運行を予定している。9月19日までは「宇部線とわたしのまちフォトコンテスト」の作品も募集。作品は10月2日-11月22日に宇部市役所などで展示される。


情報提供:トラベルニュース社