民間レベルで休日分散推進、日本交通や星野リゾートなど5社

  • 2014年4月6日

 日本交通、ベネッセコーポレーション、ベネフィット・ワン、星野リゾート、ポピンズの5社は4月3日、「休日分散化推進事務局」を立ち上げた。観光立国に向けた議論の中で大型連休の地域別取得など休日の分散化が取り上げられているが、まずは民間レベルでの推進をめざす。

 事務局の活動の第1弾として、星野リゾート以外の4社が、通常のゴールデンウィーク期間に出勤して後で連休を取得する「後ろ倒しGW」を選択式で実施。同時に、多くの従業員に後ろ倒しGWを選択してもらえるよう、ベネフィット・ワンの会員専用宿泊施設を利用できるようにするほか、星野リゾートが後ろ倒しGW宿泊プランを設定。ポピンズによる職場への臨時託児所の開設なども特典として用意する。

 第1弾の実施後は、従業員を対象としてアンケート調査を実施して効果を測定。第2弾の取り組みに繋げていく。また、2015年のゴールデンウィークまでに、賛同する企業を100社に増やす目標も掲げた。