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アマデウス、13年は利益7.8%増―GDS、ITともに好調

  • 2014年3月5日

 アマデウスITホールディングの2013年12月期通期の業績で、収入は前年比6.6%増の31億370万ユーロ、調整後利益は7.8%増の6億1950万ユーロとなった。

 GDSによる旅行予約コンテンツ流通事業では、旅行会社の総航空予約数が6.5%増の4億4340万件となり、シェアは40.1%になったとの分析。総航空予約数は、特に北米で38.1%増、中南米で12.5%増となるなど好調に推移した。収入は5.3%増の23億1780万ユーロとなった。

 また、ITソリューション事業の収入も10.8%増の7億8590万ユーロで、搭乗旅客数は9.2%増の6億1570万人。特に、アジア太平洋地域の旅客数は57.6%増と大きく拡大。今後もアジア地域の航空会社によるアマデウス・アルテアへの移行が予定されていることから、この傾向が継続するとの見通しだ。また、空港やホテル分野への進出も進められているという。