カナダNWT、新キャンペーン-オーロラ・キャピタルとして訴求力強化

  • 2013年12月1日

NWT観光局マーケテイング・ディレクターのロン・オストロム氏 カナダのノースウェスト・テリトリーズ(NWT)観光局はこのほど「イエローナイフ・オーロラナイト」を開催し、あわせて新しいキャンペーン「オーロラ・キャピタル・オブ・ザ・ワールド」を発表した。NWT観光局マーケテイング・ディレクターのロン・オストロム氏は「ロケーション、発生率、鮮明度どれをとってもイエローナイフがオーロラ鑑賞で最高の場所であることは科学的にも実証されている。さらにインフラも整備され、オーロラ鑑賞に特化したオペレーターもそろっている」と話し、この新ブランドのもとでさらに日本市場でのプロモーションを強めていく姿勢を示した。

 昨年イエローナイフにオーロラ鑑賞で訪れた外国人観光客は約1万6000人。そのうちほとんどが日本人で、その数は前年比で2倍となり、過去最高を記録した。今年から来年にかけてもオーロラの当り年は続くことから、さらに日本市場の拡大を狙う。

 NWT観光局では、新ブランドのローンチにあわせて新しいプロモーションビデオも作成。イエローナイフで観察できるオーロラを幻想的な映像で紹介するとともに、ハイキングやカヌーなど夏シーズンのアクティビティーの紹介も盛り込んだ。今後ビデオを活用して、オーロラシーズンの冬だけでなく、夏の魅力もアピールしていく考えだ。

 イベントでは、現地からオーロラ・ビレッジの長谷英雄氏とエノダ・ワイルドネス・トラベル&トラウト・ロック・ロッジのラグナー・ウエストローム氏が参加。長谷氏は「オーロラ鑑賞も寒い外でその発生の過程を楽しむアウトドアアクティビティーとして定着してきた」と最近の傾向を説明し、「プロダクトもサービスも毎年アップグレードしている」とアピール。また、ウエストローム氏は「ハイキング、フィッシング、イチゴ狩りなど8月や9月にも楽しめるアクティビティーは多い」と話し、イエローナイフの魅力は冬のオーロラだけではないと訴えた。

 このほか、イベントではニューヨーク在住3D映画監督の中村郁夫氏が制作した「AURORA BOREALIS 3D」を来春のプレミア公開に先駆けて紹介。中村氏は今年2月にイエローナイフでオーロラを撮影。「気候が安定しており、発生率が高い撮影には理想的な場所だった」とイエローナイフを撮影地に選んだ理由を説明した。