現地レポート:ペルー、アンデスやアマゾン流域でリピーター開拓を

  • 2013年10月3日

アンデスで独自の文化遺産や食を体験
アマゾン流域で豪華クルーズ、動物とのふれあいも

陸路で行けない世界最大の町イキトス
ディープなアマゾン文化の体験を

同じコロニアル建築でもほかの地域と雰囲気がまったく違うイキトス クルーズの終着地は「陸路で行けない世界最大の街」として名高いイキトスだ。ほとんどの乗客は解散地のイキトス空港からそのまま飛行機に乗り、リマなど別の町に移動していたが、イキトスに宿泊し、アマゾンの町を楽しむのもおすすめだ。

レスキューセンターへはボートタクシーで15分程度の旅 イキトスはスペイン風の町並みのシエラやコスタなどとは異なり、東南アジアを彷彿させる雰囲気の町。たくさんのバイクタクシーが頻繁に行きかい、活気に満ちている。見どころは博物館や広場などで、川の近くまで行くと高床式の住居がたくさん並ぶ独特の町並みも見学できる。

保護された動物は人に慣れているものも。クルーズのおさらいに最適 お勧めなのは、ピルピンチュワシ蝶園&アニマルレスキューセンター。クここではアマゾン流域で保護された野生動物が飼育されており、間近で見学できる。その動物が保護された背景などを聞くのも興味深く、中には知能の高い猿で万引きするよう仕込まれ犯罪に使われていたものが市場で保護された、というケースもあった。

 また、市場の見学もおもしろい。パイチェ(ピラルク)やピラニア、カメの卵やワニの肉まで売られている様子には驚きの連続だ。安全面などから必ず現地ガイドを伴い持ち物も最小限にするよう勧められるが、少人数のグループで注意を守っていれば問題なく見学することができる。病院に行くよりもまず自然療法というアマゾンらしく、謎の薬など独特な文化が垣間見え、非常に印象的だった。

 イキトス/クスコ間のフライトは季節運航便のみなので、時期によってはアンデスとアマゾンを盛り込んだツアーも可能だが、寒暖の差が大きいので体調を崩さないよう気をつけなければならない。「一生に一度」ではなく、「二度目のペルー」という客層を獲得するためにも、アンデスとアマゾンは別のツアーとして造成することがおすすめだ。まだ日本市場にはほとんど注目されていないアマゾン源流クルーズだが、感動の大きさではマチュピチュに負けない体験ができるだろう。

取材協力:ペルー政府観光庁
取材:岩佐史絵