関空、ムスリム対応強化-祈祷室増、ハラールフード提供も

  • 2013年8月27日

 新関西国際空港は、関西国際空港でイスラム教徒向けの施設やサービスを拡充する。東南アジアの訪日ビザが緩和されるなどし、イスラム教徒の多い東南アジアからの利用者が増えること見越したもの。

 まず、第1ターミナルビル4階に1ヶ所のみ設置している祈祷室を3ヶ所に増設。いずれも24時間誰でも利用できるようにするほか、室内はすべて男女別室とし、礼拝前に身体を清めるための施設も設ける。

 また、イスラム法に則って処理、調理されたハラールフードを提供するサービスも開始。国際線機内食向けのハラール専用キッチンを持つエイエイエスケータリングの料理を、第1ターミナルビル内の特別待合室とホテル日航関西空港内の関西空港会議場、関空展望ホールSky View内の「団体食事会場」の3ヶ所で提供する。利用は1週間前までの事前予約制で、先着順とする。

 さらに、ハラール認証レストランや、豚やアルコールなどを使用しないメニューを提供するレストランも増加。ホテル日航関西空港では、全客室のクローゼットにメッカの方角を表示し、礼拝に必要な備品の貸し出しサービスも実施。このほか、空港内の従業員にイスラム教徒対応の研修もおこなう。

 なお、これらの施策は2014年3月までを目処として順次取り組んでいく。