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メキシコ、カラクムル遺跡への道路封鎖に伴い、現在「カラクムル遺跡」閉鎖中

  • 2013年7月26日

 メキシコ南東部、カンペチェ州とキンタナロー州の境に位置する世界遺産にも登録されている古代マヤ都市遺跡「カラクムル遺跡」(CALAKMUL)へ通じる道路において、現在、地元住民が道路封鎖を行っており、メキシコ時間2013年7月25日現在、同遺跡への入場が出来なくなっております、これを受け現在、カラクムル遺跡もクローズしております。

 今回、道路封鎖に至った理由としては、遺跡入場料の一部を生活負担金としてカラクムル村民に対して支払う約束をしていたカンペチェ州政府が、村民に対し負担金の支払いを一向に行わないことから、村民は直接観光客から入場料を徴収するという強硬策をとったところ政府に排除されてしまいました。

 これを受け、村民の有志がカンペチェ政府に訴えに出向いたところ逆に警察に逮捕されることになったため、その釈放を求め現在、村民がカラクムル遺跡入場を閉鎖するという事態に至っています。

 現在は交渉が決裂している状況にあり、今後の見通しは立っておりません。現地時間今週日曜日(7/28)に再び交渉が行われ何らかの決定が出るのを待っている状況にありますが、実際に交渉が行われるかどうかは不明です。

 現段階では、この封鎖が長期化するかどうかを含め、はっきりしたことはわかっておりません。

 また最新情報が入りましたらお知らせいたしますが。カラクムル遺跡への訪問をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。


情報提供:株式会社メキシコ観光日本海外ツアーオペレーター協会