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13年の参拝したい寺社、伊勢神宮がトップに-JTB調査

  • 2013年2月28日

 ジェイティービー(JTB)がこのほど実施した、寺社参拝に関する調査によるWEBアンケート調査によると、13年に参拝に訪れたい寺社は伊勢神宮が450件となり、大多数を占めて1位となった。次いで出雲大社が225件、厳島神社が50件、明治神宮が40件、清水寺が22件と続いた。今年一番祈願したいことについて尋ねた質問では「家内安全」「健康・長寿」が36%となり、同率で最も多い結果となった。

 今年に初詣や厄払い、冠婚葬祭以外の目的で参拝に訪れたい寺社はあるかとの質問については、41%が「ある」と回答。JTBによると、今年は伊勢神宮が20年に一度の式年遷宮であるほか、出雲大社では60年ぶりの本殿遷座祭がおこなわれ、熱田神宮は創祀1900年になるなど、節目の年を迎える寺社が注目されている。このため、参拝に訪れてみたいというニーズが高まるとの推察だ。

 また、「2012年に寺社に参拝に行きましたか?」との質問で「訪れた」と答えた人は52%だった。訪問した寺社については伊勢神宮がトップで、続いて出雲大社、明治神宮、清水寺、鶴岡八幡宮となった。訪れた理由は「ご参拝以外に周辺で楽しめる場所があったから」が22%と最も多かった。同行者は「家族で」が56%、「ひとりで」が15%となった。一方、参拝に行かなかった理由は「特に目的がなかった」が53%とトップだった。

 同調査は2013年1月17日から1月24日に「JTB 旅のアンケートたびQ」で実施したもの。有効回答数は3616人だった。