B787の運転見合わせ、JALは2月1日、ANAは1月28日まで発表

  • 2013年1月23日

 日本航空(JL)と全日空(NH)は、ボーイングB787型機の運航見合わせの継続を発表した。1月23日現在、JLは2月1日、NHは1月28日までの情報と、一部国際線で29日までの予定を開示している。

 JLは1月23日から2月1日まで、国際線10便の欠航を決定。約1060人に影響が出る見込みだ。欠航するのは1月28日までの成田/サンディエゴ線と、1月30日の成田/ボストン線、2月1日の成田/モスクワ線。JLではB787を成田/ボストン、サンディエゴ、モスクワ、シンガポール線、羽田/シンガポール、北京線で利用していたが、羽田線についてはB777とB767に機材を変更して対応。今回、1月30日のサンディエゴ線をB777で運航することを決定した。

 一方、NHは1月23日から1月28日まで、国際線24便、国内線131便を欠航する。国際線で1800人、国内線で1万6400人、合計1万8300人に影響が出る予想だ。また、同期間、国際線で53便、国内線で274便を機材を変更して運航する。

 国際線で欠航になるのは、成田/サンノゼ線と、成田/北京、シアトル線や羽田/ソウル(金浦)線の一部。NHによると、今後は国内線、国際線ともに需要動向を見極めながら、機材変更で運航する路線を決定していく予定だ。なお、1月29日については、羽田/ロサンゼルス、フランクフルト線の計4便について、機材を変更して運航すると発表している。