若者の旅行意識、海外旅行の意向高く、ソーシャル旅行の興味は4割

  • 2012年12月20日

 JTB総合研究所は「若者の生活と旅行意識調査」を実施し、その調査結果を発表した。調査では19歳から25歳までを「ゆとり世代」、26歳から33歳までを「プレゆとり世代」として比較している。

 ここ3ヶ月以内に「泊まりがけのお出かけ」に行ったかという問いには、ゆとり世代、プレゆとり世代ともに約4割から5割が「国内に出かけた」と回答。「海外へ出かけたのは5、6%に留まった。しかし、今後1、2年の間の海外旅行に関しての質問ではどちらの世代も約6割前後が意向を示した。

 旅行プランをSNS上で提案し、賛同者が一定数以上集まると賛同者同士でプランを練り上げ、それを旅行会社がツアー化するというソーシャル旅行についての認知度は16%と高くはなかったが、どちらの世代も興味がある人は約4割となった。ソーシャル旅行での提案してみたい旅行プランとしては、主に食べ歩きと体験型で、男性はスポーツ、音楽、アニメ、ゲーム、聖地。女性はショッピング、エステ、映画、ドラマ、キャラクターなどの言葉が上がった。

 この調査はインターネットによるもので有効回答数は1000。対象者は東京、大阪、名古屋圏に居住する19歳から33歳までの独身男女。調査時期は2012年10月25日から30日までとなっている。