ジンエアー、那覇/仁川線、12月24日から-13年は成田就航も

  • 2012年11月20日

 韓国のLCC、ジンエアー(LJ)は12月24日、那覇/仁川線に週7便で就航する。政府認可申請中だ。定期路線は新千歳/仁川線に次ぐ2路線目。日本地区総販売代理店(GSA)の国際興業ホールディングスによると、訪日韓国人の沖縄に対する人気が高まるなか、更なる新規需要の開拓をはかるため就航を決定。競合となるLCCの路線がないことも理由の一つとなった。

 沖縄はリゾート路線と位置づけており、韓国発のインバウンド8割、日本発のアウトバウンド2割の比率を想定。ボーイングB737-800型機の180席で運航し、ロードファクターは75%以上を目標とする。

 販売は、就航初期は旅行会社経由9割、ウェブ1割を見込むが、徐々にウェブの比率を高めていきたい考え。旅行会社経由では、那覇の旅行会社を中心に商品造成を訴えているという。また、ウェブサイトでは11月20日から航空券の販売を開始しており、キャンペーン価格として往復4900円を設定。燃油サーチャージは別途必要だ。詳細なスケジュールは下記の通り。

 また、LJでは13年中の成田/仁川線の就航をめざす。成田については日韓間で13年夏スケジュールの成田発着枠27万回化にあわせたオープンスカイに合意しており、希望の時間帯を確保次第すぐに就航したい考えだ。成田線は生活路線との考えから、インバウンド5割、アウトバウンド5割を見込んでいるという。


▽LJ 那覇/仁川線(12月24日~)
LJ204便 OKA 13時45分発/ICN 16時05分着(月、火、木、金、日)
     OKA 14時20分発/ICN 16時40分着(水、土)
LJ203便 ICN 10時35分発/OKA 12時45分着(月、火、木、金、日)
     ICN 11時10分発/OKA 13時20分着(水、土)