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シンガポール航空、羽田増便に意欲、「最低3便」めざす

  • 2012年10月16日

SQのA380型機(Airbus提供、本文とは関係ありません) シンガポール航空(SQ)日本支社長のデイヴィッド・リム氏はこのほど本誌取材に応じ、羽田路線の増便を前向きに検討すると語った。現在SQは羽田に2便、成田に2便を運航している。

 日本とシンガポール間では9月に航空当局間協議が開催され、国際線発着枠が6万回に拡大した段階で、日本とシンガポールそれぞれの企業が1日2便ずつ昼間時間帯に路線を開設できることが決まった。羽田線の増便が可能になるのは最速で2014年3月末。

 リム氏の発言はこれを受けたもので、シンガポールの航空当局から枠の配分が得ることが前提にはなるものの、「是非使いたい」考えだ。すでに運航している深夜早朝枠の2便は維持し、「最低でも1日3便、できれば1日4便」をめざすと語り、成田線についても減便は念頭にないと説明。日本市場で今後も積極的な事業展開を進める方針を示した。