デルタ、羽田/シアトルの市場規模に自信-日系提携先も検討継続

  • 2012年8月22日
DLのB747-400型機

 デルタ航空(DL)アジア太平洋地区担当上級副社長のヴィネィ・デューベ氏は8月22日、本誌インタビューに応じ、注目を集める羽田路線の動きなど日本市場の現状や今後の展開について語った。

 羽田路線についてDLでは、デトロイト線の9月末での運休を決定するとともに、米国運輸省(DOT)に対して、現在デトロイト線で使用している発着枠を利用してシアトル線を開設できるよう要望しているところ。デューべ氏は、運休については業績が伸び悩んでいるためと説明。また、もともと2010年に羽田の発着枠を申請した際にもシアトルを「第一の選択肢」としており、当初からシアトルの需要の方が大きいと判断していたと説明した。

 現在は、デトロイト線運休に伴って空く羽田発着枠に対して、ユナイテッド航空(UA)がサンフランシスコ線、ハワイアン航空(HA)がホノルル線の就航を要望。DOTでは、公共の利益に資することを判断基準に、9月6日までにDLのシアトル線を含む3路線から1路線を決定する計画だ。

DLアジア太平洋地区担当上級副社長のヴィネィ・デューベ氏

 デューべ氏は勝算について、DOTの検討プロセスを「尊重する」としつつ、各種のデータによりシアトルは「羽田に直行便のない都市の中で最大の需要が見込める」と自信を語り、DOTの判断に期待を示した。

 このほか、日本市場での今後の展開については、「我々は日本で長い歴史を有しており、日米間市場で最大の航空会社。まずはこの地位を維持し、さらにプロダクトへの投資などにより引き上げていくこと」を重視する姿勢。また、「日本市場でより良いサービスを提供できる方法を常に探っている」といい、この一環として日本の航空会社との提携の可能性も継続して検討していくと語った。


※インタビューの詳細は後日掲載予定