エアアジアX、成田就航など路線拡充に意欲-13年度、地方路線も

  • 2012年7月19日

D7のA330-300型機 エアアジアX(D7)は2013年度中に、成田空港への就航や関空路線のデイリー化、成田と関空以外の地方空港への就航など日本路線の拡充を計画している。このほど本誌の単独インタビューに応じたD7最高経営責任者(CEO)のアズラン・オスマンラニ氏とD7日本支社長の坪川成樹氏が語ったもの。

 成田空港は、全日空(NH)と共同で設立したエアアジア・ジャパン(JW)が拠点とする計画で、D7の成田就航はJWとのシナジー効果をねらうもの。オスマンラニ氏は「深夜早朝の時間帯に限定されるとJWとの接続がうまくいかないが、成田空港側も路線網拡充をめざしており、スロットを拡大しようとしている。昼間時間帯のスロットが得られれば、喜んでデイリーで就航したい」と明言した。

 成田就航時の羽田線の位置付けについては、「羽田のデイリー運航も維持する」と説明。成田路線はJWとの接続による日本各地とマレーシアやマレーシア以遠間の移動需要を取り込み、羽田線は東京圏の海外旅行、またはインバウンドの需要に焦点を当てる考えだ。

D7最高経営責任者のアズラン・オスマンラニ氏 このほか、地方路線については坪川氏が「福岡ないし中部空港」を検討していると説明。現在は具体的な話し合いを進めているところという。

 なお、現在の日本路線における日本人旅客の比率は、羽田線が55%から60%、関空線が45%から50%。直販比率は時期にもよるものの最大8割程度だが、「2割でも1機あたり約80席」(坪川氏)であり、今後も継続的にプロダクトやサービス品質の高さをアピールするとともに、アマデウス経由で予約可能な利便性を訴えて旅行会社の販売を促進していく方針だ。


※インタビューの詳細は後日掲載予定