HIS、5月の海外旅行は22.4%増、アジアとハワイ好調続く-円高効果も

  • 2012年7月18日

 エイチ・アイ・エス(HIS)の2012年5月の総取扱額は、前年比23.2%増の241億1300万円となった。このうち、海外旅行の売上高(※総額)は、22.4%増の226億5600万円。HISによるとアジアやハワイが好調で、アジアは航空座席数の増加もあり韓国への旅行者が多く、次いで台湾が好調だ。一方、ハワイは家族旅行に加え団塊の世代にも人気が高く、円高効果もあり2月頃から増加傾向が続いている。5月は2010年比でも2ケタ以上の伸びを示した。

 国内旅行の売上高は36.2%増の14億5700万円。全日空(NH)と提携し、3月からパッケージツアー「Ciao」で販売している国内旅行商品が好調で、沖縄が売れ筋だ。ハウステンボスや北海道も好調に推移しているという。