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現地レポート:ノルウェー(1)、オーロラ観光の拠点トロムソの楽しみ方

  • 2012年5月17日

トロムソの街歩きとアクティビティ
オーロラに加えてアピールしたい観光素材

世界で最も美しい船旅へ

沿岸急行船トロールフィヨルド号のサンデッキ

 夕刻、トロムソから沿岸急行船(フッティルーテン)に乗船した。ここからスカンジナビア半島の最北部を航海して、ロシアとの国境の街キルケネスに向かう2泊の船旅だ。もともと沿岸急行船は人や物資を運ぶ定期船として1893年に創業。現在はノルウェー西南部のベルゲンからキルケネスまでの34港に寄港する観光定期船であり、依然として現地の人が利用する生活航路でもある。

沿岸急行船の船首に設けられているパノラミックなラウンジ。雄大な景観を楽しめる

 沿岸急行船は大小のフィヨルドや氷山、白夜やオーロラなどノルウェーの大自然を満喫でき、それゆえ「世界で最も美しい船旅」と称されているのだ。

沿岸急行船トロールフィヨルド号のレストラン「サガ・ホール」

 現在、船体は11隻を有しているが、今回乗船したトロールフィヨルド号は乗客定員822名、キャビン数301、ベッド数646で、最上部のデッキ9には屋外ジャクージが備えられていた。圧巻はデッキ8と9の船首に設けられたパノラミックなガラス張りのラウンジ。そこでは誰もが美しい景色を心ゆくまで楽しむことができる。また船内にはレストランやカフェテリア、バー、売店、インタネットルームのほか、MICE向けにカンファレンスルームやシアターも完備されている。

 レストランで供される食事は朝食ブッフェをはじめ夜はコースだが、日によっては豪華なディナーブッフェもあり、名産のサーモンやエビ、カニなども食べ放題となる。




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取材協力:スカンジナビア政府観光局、ビジットトロムソ、北部ノルウェー観光協会、ノルウェー沿岸急行船(フッティルーテン)
取材:本田泉