春秋航空、14年までに10路線めざす-日本に拠点空港設定を検討

  • 2012年5月13日

春秋航空董事長の王正華氏  春秋航空(9C)は、日本国内の地方空港を中心とした新路線の開設に意欲的だ。9C董事長の王正華氏はこのほど本誌のインタビューに応じ、具体的な地名は明かさなかったものの「将来的には、北は北海道から南は九州まで路線を開設したい」と意欲を示した。国土交通省の許可次第としながらも、2014年までに地方空港を中心に、10地点から路線を開設したい考えだ。

 9Cは現在、茨城、佐賀、高松から上海にプログラムチャーターを運航している。例えば今年1月18日に就航した佐賀/上海線については、4月中旬まで搭乗率が約95%で推移。王氏は「当初は東京や大阪など大都市からの就航が良いと思っていた。当局からの許可の関係で地方から就航していったが、結局はいい成績となった」と評価した。

 また、中国内陸部発の日本路線開設にも意欲を示す。現在9Cは上海をハブ空港としているが、中国内陸の西安や成都、重慶などの訪日需要も取り込みたい考え。上海経由にすると乗客の利便性も悪く、ランニングコストもかかる。そのため、日本国内のいずれかの空港をハブ化し、中国の内陸との路線を結ぶほうが効率的との考えだ。地方空港だけでなく成田や関空、中部などを含め、幅広い視野で検討を進めており、市場調査を進めているところだという。

※インタビューの詳細は後日掲載予定