JTB中部と観光販売システムズが業務提携

 JTB中部と観光販売システムズはこのほど、地域の交流人口拡大や地域振興支援などの分野で地域の発展に寄与することを目的に業務提携を締結した。

 それぞれが保有するネットワークや仕組みを活用しながら相互協力するもので、その第1弾として昨夏の台風12号で被災した三重県の伊勢・東紀州地域へメディア関係者を招いて視察ツアーを実施した。

 支援ツアーは2月24、25日の2日間、伊勢志摩へ、3月6日は日帰りで熊野古道を中心とした東紀州で行われた。招聘したメディア関係者は、JTBパブリッシングやJTBクリエーションなどJTBグループで、旅の情報誌やJTBホームページでの告知、JTBグループの各種媒体でPR活動を行う。

 JTB中部は交流文化事業におけるグローバルネットワークや多彩な販売チャネル、MICE事業や地域プロモーションなどの誘客事業、観光販売システムズは三重交通グループとしての地方における2次交通整備や複数の旅行会社への商品化支援などを実施する。

 両社は今後も交流人口拡大による地域活性化事業を共同で推進していく考えだ。


情報提供:トラベルニュース社