ジェットスター・ジャパン、成田含む国内5都市に就航-7月から

  • 2012年2月8日

(中央左)ジェットスター・ジャパン代表取締役社長の鈴木みゆき氏、(中央右)ジェットスターグループCEOのブルース・ブキャナン氏  ジェットスター・ジャパンは7月3日以降、成田を拠点に国内線の就航を開始すると発表した。成田、関西、福岡、札幌、沖縄の5都市に就航する予定で、現在政府及び関係機関に認可申請中だ。2月8日の記者会見で、同社代表取締役社長の鈴木みゆき氏は「新しいデスティネーションでお客様のニーズに応えられる魅力的な価格を提供できると確信している」と自信を示した。

 就航地はアンケートやフェイスブックのキャンペーンなどで消費者のニーズをはかり決定。運航ルートや便数などは現在調整中という。鈴木氏は、成田をJQグループが就航する17ヶ国60地域と繋ぐための「戦略的利便性の高い拠点」として捉えていると説明し、成田を拠点にオペレーションを展開するとした。主なターゲットは日本人のレジャー需要だが、JQからの乗り継ぎなどによる訪日外国人の利用も見込んでいる。

 運賃は、従来のフルサービスキャリアと比較して最大50%安い運賃を提供する。また、最低価格保証「プライス・ビート・ギャランティー」サービスも提供し、顧客の囲い込みをはかる。これは、競合他社が同一路線、同一日、同時間帯などの条件下でより安い運賃を提供している場合、その運賃を10%下回る運賃の提供を保証するというもの。鈴木氏は「競争相手に値段では負けない、と約束する」と料金面での優位性を強調した。

 また、鈴木氏は販路について「当初の割合として旅行会社5割、直販5割くらいを想定している」と方針を述べた。JQで培った旅行会社との関係をジェットスター・ジャパンでも活用し、航空券販売だけでなくパッケージ化への取り組みもはかる。また、直販はウェブサイトやスマートフォン、SNSなどさまざまなチャネルで展開していく考え。航空券の販売は数ヶ月以内に開始する予定とした。

 国内線で使用する機材はエアバスA320型機で、座席数は180席。ジェットスター・ジャパンではA320型機を現在3機発注しており、5月ころに受領する予定だ。3年間でさらに21機発注し、運航機材を24機まで増やす計画だという。

 なお、国際線は2013年中に短距離・中距離路線で運航を開始する予定とした。