上半期の米航空業界、需要は増加傾向-旅客数1位はデルタ航空

  • 2011年11月16日

 米国運輸省(DOT)の交通統計局が取りまとめたデータによると、2011年上半期(2011年1月1日~6月30日)に米国の航空会社が運んだ有償の旅客数は、国内線と国際線の合計で前年比2.4%増の3億5780万8000人となった。すべての月で前年を上回っており、需要が上向いている傾向が見られる。有償の旅客数(以下、旅客数)とその搭乗距離をかけ合わせた有償旅客マイル(RPM)は需要を表す指標として用いられるが、上半期のRPMも3.4%増となっている。

 ただし、座席供給量を表す、座席数と運航距離をかけ合わせた有効座席マイル(ASM)は3.8%増と拡大しているため、有償旅客による座席利用率を表すロードファクターは0.4ポイント減の80.7%となった。また、旅客数は2009年と比較すると3.6%増だが、2008年との比較では5.8%減となっている。

 同様の傾向は国際線のみでも顕著で、旅客数が3.5%増、ASMが7.3%増、RPMが4.5%増、ロードファクターが2.1ポイント減の78.1%となっている。特に、旅客数とRPMの伸び率の差から、前年よりも距離の長い路線の需要が強くなっている様子が窺える。旅客数は2009年比で8.0%増、2008年比で2.4%減。