シェムリアップ、市内にて発生した「洪水」の影響について-続報

  • 2011年10月2日

 2011年9月中旬にシェムリアップ市内において発生した洪水は、その後も大雨が続いたことで水が引かず、多くの観光地で支障が出ておりますが、ここ数日、好天が続いたことで、営業を再開したレストラン、遺跡も出てまいりました。

 以下に、本日 2011年9月30日現在の、現地の最新情報をお知らせいたしますので、ご確認ください。

■ シェムリアップの現在の状況 (9/30現在)
〔主要観光地等の状況〕
* アンコールワット
 観光可能です

* アンコールトム
 観光可能です。

* タプローム
 観光可能です。

* アンコール遺跡群 大回りコース (プリアカーン、ネアックポアン、東メボン、プレループ)
 ネアックポアンは、入場不可となっています。

 東メボン、プレループ、プリアカーンは観光可能です。

 なお、大回りコース途中にある橋が壊れかけているため、一部箇所では車両規制があります。

* アンコール遺跡群 小回りコース (チャウサイデボダ、トマノン、タケウ、タプローム、バンテアイクディ、プラサットクラバン)
 バンテアイクディは水没しているため、観光不可となっています。
 それ以外の場所は、観光可能です。

* ロリュオス(ロレイ、バコン、プリアコー)
 観光可能です。

* ベンメリア
 観光可能です。

* クバールスピアン
 山道途中で木が多数倒れているため、頂上まで登ることが出来ないとの情報があります。

 よって本日はお客様の安全を重視し、催行を中止しております。

* バンテアイスレイ
 市内からバンテアイスレイへ向かう道は、問題なく通行可能です。

 遺跡内に溜まっていた水も引いたため、通常通りの観光を再開いたしました。

* トンレサップ湖
 通常利用している「チョンクニア」(シェムリアップの南)という地区のボート乗り場へ続く道が、引き続き冠水しております。

 大型バスであれば、迂回の道を通行することで、案内は可能です。

 小型の車両の場合は、「ミチュレイ」(シェムリアップの西)地区の乗り場からボートに乗るコースで案内する予定ですが、道路の状況が悪い日は案内不可となります。

* シェムリアップ市内
 オールドマーケット、バーストリート周辺等は、状況が良くなってはおりますが、道路の縁石位の高さまで水があります。

 店舗は一部営業を再開しておりますが、車両の入れるところが限られているため、市内観光等では代案をご案内しております。

 センターマーケット周辺は、水が引いております。

 ナイトマーケットもご案内可能です。

 国道6号線沿い、遺跡入場券売り場から市内へ続く道(ソフィテル、メリディアン、アンコールクッキーの通り)に被害はありません。

* レストラン
 以下のレストランは、店舗前の道路が冠水していたり、店舗に被害があるため、ご案内が出来ない状況にあります。
  ・アマゾン
  ・ボパアンコール
  ・セラントラ
  ・米咲
  ・ヴィロス   など

 一方、以下のレストランについては、現在のところ店舗には被害は出ておりません。
  ・レスカールドアルテ
  ・アバカス
  ・オッキデー
  ・トロピカル
  ・ロイヤルエンパイヤ
  ・ロータス
  ・イートアットクメール
  ・パラダイスアンコールビラ
  ・クーレン2
  ・銀河
  ・モール   など

* ホテル
 ホテルドゥラペの前の道路も、水が引いております。

 その他、本日現在、ホテルで水害の影響があるところはありません。

* その他
 現在、クルクメール工房は、浸水のためクローズしておりますが、明日から再開の準備を進めているとのことです。

 アーティザンアンコール、シルクファームは、営業を再開しております。

 IKTT(クメール伝統織物研究所)は、未だ浸水しておりますが、ショップのみ営業を行っております。


 遺跡内には水溜りが多く出来ていることや、水が引いた後も足元がぬかるんでいることから、ご旅行をご予定の方は、ゴム製のサンダル、洗える靴などで参加されることをお勧めいたします。

 また、これから日本ご出発を予定されている方は、タオル、雨具、長靴、雨具、替えの靴下、シャツなどをご持参されることをお勧めいたします。

 ご案内出来ない箇所がある場合には、ツアーごとに代案がをご提示しております。

 現在のところ天気は安定しておりますが、著しく天候が悪化する場合、代案も限られてしまい、実際の日程とは大きく違った内容になることもございます。
お客様の安全を第一に考慮し判断して参りますので、ご理解の程宜しくお願いいたします。


情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社日本海外ツアーオペレーター協会