UA/CO、上半期は営業利益8.4億ドル、震災影響で1億ドル減収も

  • 2011年8月4日

 ユナイテッド航空(UA)とコンチネンタル航空(CO)の親会社であるユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス・インクは2011年第2四半期累計期間(2011年1月1日~6月30日)の決算で、営業利益は前年比8.5%減の8億4200万米ドルとなった。旅客収入は、東日本大震災の影響により第2四半期のみで約1億米ドルの減収となったものの、全体では10.7%増の157億9300万米ドルを達成。貨物などを含めた営業収入も10.6%増の180億1100万米ドルとなった。営業利益の減少は、燃油費の高騰などにより営業費用が11.7%増の171億6900万米ドルとなったため。

 輸送実績では、座席供給量を表す有効座席マイル(ASM)を期間中に1.0%増としたところ、旅客輸送量を表す有償旅客マイル(RPM)は0.1%減となり、ロードファクターは83.4%となった。なお、ASMについては、特に日本路線で11.8%削減しており、大西洋線では7.3%増、中南米路線では8.8%増と拡大している。