JNTO、シンガポールの大学生100名を東北に招請-視察プログラム実施

  • 2011年7月28日

 日本政府観光局(JNTO)は日本商工会議所と共同で、「シンガポール東北親善大使」として、シンガポールの大学生100名を東北地方の視察プログラムに招請する。参加者自身に情報を発信してもらうことで、風評払拭と日本の安全性の浸透とともに、訪日旅行需要の喚起を目的としたもの。また長期的には、観光分野を含めた両国の相互交流の足掛かりになることを期待している。

 視察は8月2日から9日の5泊8日で、岩手、秋田、山形、宮城を訪問する。3組に分かれて世界遺産に登録された平泉や各地の祭りを訪問して観光の魅力を体験する一方で、被災地でのボランティア活動や各県庁の訪問、仙台空港の被災から復旧までの経緯視察などを実施。東北の現状と復興状況を認識し、正しい知識を持ってもらう。また、現地学生との交流プログラムで、復興に向けた強い意気込みも感じてもらうねらいだ。

 各参加者はJNTOのFacebookを通して、日本での体験をレポートする。また、現地旅行会社向けのセミナーでも活動報告をするなど、訪日旅行客の回復を目的とした取り組みにも活用する。今回の取り組みはシンガポールでも注目が高く、複数の現地主要メディアで報道される予定で、JNTOでは訪日旅行の早期回復を期待している。