イースター航空、新千歳/仁川線好調で臨時便設定-7月、8月で計4便

  • 2011年7月16日

 イースター航空(ZE)は新千歳/仁川線で7月に1本、8月に3本臨時便を設定した。ZE日本地区総代理店のOMPC代表取締役の小西一光氏によると、定期便の運航を開始した5月から8月まで、日本市場に割り当てられた座席はほぼ完売しており、韓国からの需要についても好調に推移しているという。臨時便の運航で夏の韓国発インバウンド需要の取り込みをねらう考えだ。臨時便の運航日は7月30日、8月2日、13日、16日。機材はボーイングB737-700型機で、エコノミークラス149席。スケジュールは仁川を16時10分に出発し、新千歳に18時40分に到着した後、19時40分に新千歳を出発し、仁川に22時55分に到着する。

 なお、7月1日に就航した成田/仁川線も滑り出しが好調で、既に満席のフライトも出ているという。小西氏は好調の一因として、旅行会社にパッケージツアーの造成を働きかけた点をあげる。同氏は旅行会社がパッケージツアーを造成、販売したことでZEの認知が向上し、「旅行会社のネームバリューが『乗ってみたいがチケットの買い方が分からない』『LCCだとなんとなく不安』という層にも安心感を与えたのでは」と考えを述べた。