シーボーン・クルーズ、12年のスケジュール一部変更、南アジアコース追加

  • 2010年12月9日
 シーボーン・クルーズ・ラインは2012年第1四半期のスケジュールを変更し、新たにカンボジアやインドネシアなど南アジアの航路を追加した。シーボーン・クルーズの船は3隻とも1万トンと小型で、大型船では訪れにくい場所をコースに組み込むことができることから、これまでも南アジアのコースは人気があったという。この2年間、南アジアで新しい寄港地を追加してきたが、反響が大きかったため、今回のスケジュール調整を決定した。

 スケジュールは例えば、香港とバンコクに寄港するベトナムからタイへの12日間のコースを、香港とシンガポールに寄港する14日間に変更。このコースは2012年1月4日から3月14日までに5出発日を設定するもので、シアヌークビルにも寄港する。また、新たに2月15日出発の14日間のコースを設定し、シンガポール、ペナン、プーケット、ランカウイ、アンダマン諸島のポートブレア、クアラルンプールなどに寄港する。

 さらに、シーボーン・レジェンドは1月15日から2月16日出発で、インドネシア諸島の島々を巡るシンガポールからバリへの10日間または12日間コースを4本追加。通常訪れることが難しいコモドやスンバ島、フローレス、ギリ・スダ、クラクラなどに寄港する。