日本ブランド戦略研究所が発表した「ウェブサイト価値ランキング2010」によると、対象となるBtoCサイト278社のうち、1位はパナソニック（電工を含む）でウェブサイト価値は811億5100万円と測定された。これは今年6月10日から25日まで、18歳から69際の男女を対象にアンケート調査を実施し、サンプル総数1万6000人程度の結果もとに評価したもの。ここでいうウェブサイト価値は事業活動に対するウェブサイトの貢献度を、企業・商品ブランド力への貢献度と売上げへの貢献度の2つの側面から評価した。評価したサイトは電子・電機や情報・通信、医薬品、流通、金融など他分野に渡り、それぞれ企業サイトのほか情報サイトも対象となっている。
　
　旅行業界関連の運輸・レジャーで1位になったのは、全体4位の全日空（NH）で、581億9900万円。ただし前年の調査結果の全体1位（896億3500万円）から後退した。旅行会社ではJTBが全体6位の555億4900万円でトップに。旅行会社では以下、HISが37位（167億5100万円）、阪急交通社が87位（71億1000万円）、近畿日本ツーリストが123位（45億7900万円）と続く。航空会社では9位に日本航空（JL）（410億7300万円）、119位にスカイマーク（BC）（47億3000万円）と測定された。