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阪南大学、国際観光学部設立記念し「文化遺産シンポ」

 大阪府松原市の阪南大学(辰巳浅嗣学長)は12月19日、来春の国際観光学部設立を記念してシンポジウム「ディスカバー 堺・南河内の文化遺産」を開く。百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録を目指す堺、藤井寺、羽曳野市をはじめ南河内11市町村の文化財担当者が文化財の保護と活用を両立した観光のあり方を考える。12月12日まで受講者を募集している。

 シンポジウムは、堺市や柏原市、松原市、藤井寺市、羽曳野市、大阪狭山市、富田林市、河内長野市、太子町、河南町、千早赤阪村の文化遺産を紹介するとともに、文化財行政と観光事業の連携について意見を交わす。南河内地域には仁徳天皇陵をはじめ多数の古墳が集積しているほか、楠木正成らが活躍した中世の史跡、歴史的な町並みなどが点在している。阪南大学の来村多加史教授、吉兼秀夫教授を交えて討論する。10時から開講し16時に終了する。

 受講は無料で定員150人。申し込みは12月12日まで、近日詳細が公開されるHPで受け付ける。

 阪南大学では1997年に国際観光学科を西日本で初めて開設した。10年春から国際観光学部に昇格させる。


情報提供:トラベルニュース社