関空など、中国からの産業観光を誘致、上海の旅行会社対象に視察ツアー招聘

  • 2009年11月12日
 関西国際空港や近畿運輸局、大阪観光コンベンション協会など、関西地域の行政や自治体、関係団体の計10者は、2009年度のビジット・ジャパン・キャンペーン地方連携事業で、中国からの産業観光誘致に取り組む。中国では企業や公的団体による海外視察旅行が増加傾向にあり、工場や産業施設などの視察が増えているという。そこで、関西は伝統産業のほか、中国でも有名な家電メーカーや食品メーカーの発祥地であることから、伝統、エコ、最新技術をテーマとした産業観光素材をアピールしていく。

 まず上海の旅行会社8社に対し、11月16日から20日の日程で視察ツアーを実施。旅程には明石海峡大橋や有馬温泉に加え、堺浜周辺のトレーニングセンターや工業地帯、象印まほうびん記念館やパナソニックセンターなどを組み込んだ。