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旅好きの秋旅行は連休後の予定多く−連休中は「混雑避けて自宅」が最多

  • 2009年10月1日
 フォートラベルが会員を対象に実施した、シルバーウィーク(秋の5連休)の旅行と今後の旅行計画についてのアンケート調査によると、9月の連休の過ごし方で最も多かったのが「自宅中心で過ごした」で41.3%となった。旅行や帰省をした人は全体の36.7%となった。コメントによると、連休中は混雑を避け、自宅でいつもの週末と変わらず過ごした人が多いようだ。

 一方、9月の連休明けから11月までの秋旅行の計画については、「何かしらの旅行に出かける」が65.0%。連休後に旅行意欲が高くなっている。特に、年齢別では60代以上の人の旅行意欲が高く、海外旅行は42.5%、国内旅行は41.3%が計画。国内旅行より海外旅行への意欲が高かったのも、60代以上のみであった。

 連休中の過ごし方を、シルバーウィークと今年のゴールデンウィークで比較すると、旅行の分野ではゴールデンウィークの方が実施した割合が高った。シルバーウィークは海外旅行が7.8%、国内旅行が12.2%、日帰り旅行が10.9%であったが、ゴールデンウィークは海外旅行が11.0%、国内旅行が16.8%、日帰り旅行が11.9%となっている。ただし、シルバーウィーク中の海外旅行の平均日数は6.6日で、1人あたりの旅行費用は19.4万円。ゴールデンウィークでは平均6.5日間で日数にはあまり差がでなかったものの、1人あたりの旅行費用は15.6万円であり、シルバーウィークの旅行の方が費用面では高額となったようだ。人気のあった方面はアジアが66.1%、ヨーロッパが15.6%、オセアニア・ミクロネシアが11.1%となった。

 同調査は9月17日から23日まで、フォートラベルのトラベラー会員を対象に実施し、1154件の有効回答数を得た。