クルーズプラネット、東南アジアで販売強化へ、3船社と契約−HIS支店と連携

  • 2009年6月23日
クルーズプラネットは、東南アジアでクルーズ船社3社のクルーズ商品の販売を強化する。3社はホーランドアメリカライン、シーボーンクルーズ、コスタクルーズ。それぞれ対象の国は異なるものの、クルーズプラネットの親会社であるエイチ・アイ・エス(HIS)の在外支店と連携し、新たな市場開拓を進める方針。クルーズプラネットによると、現在のところ数値目標は明らかにしていないものの、現地の法律に従いつつ、現地の国民や現地在住日本人の需要を取り込んでいく考えという。

 ホーランドアメリカラインとは、シンガポールと香港、タイ、マレーシア、中国、韓国で各国の総代理店を通さずにすべての営業活動が可能になる契約を締結。また、シーボーンクルーズとは、「直接契約」を締結。従来、日本市場では個人旅行、団体旅行それぞれの担当総代理店を通す必要があったが、直接販売することができるようになった。これにあわせて、シンガポール、タイ、マレーシア、中国、韓国、インドネシアでの販売権も同時に取得した。コスタクルーズでは、シンガポールとタイについて、日本と同様の優先販売代理店の契約を締結した。