この夏に行きたい旅行先、一番人気は北海道−9月5連休での意欲も高く

  • 2009年6月5日
 ジェイティービーが「たびQ」で実施した「この夏行きたい日本の旅行先」のウェブアンケートによると、最も人気の高かったエリアは北海道で32%の回答があった。選択肢から1つのみ回答するもので、2位には沖縄が16%、3位は東北の10%となった。さらに、具体的な希望地については「旭山動物園」「美ら海水族館」など、家族で楽しめるスポットの人気が高い。地名では「石垣島」「屋久島」「函館」「札幌」「小樽」などもあがった。

 旅行のタイプとしては、「温泉派」が35%、「観光派」が31%、海洋や高原、都市型など含む「リゾート派」が31%で、好みが3つに分かれた。過ごしたい旅行のタイプは「ゆっくり過ごす」が42%で、温泉派とリゾート派の意見が含まれているようだ。特に年代が上がるほど比率が高く、50歳代は45%の回答となっている。そのほか「自然に触れる」が20%、「名所などを見て回る」が18%、「普段はできないことを体験する」が6%と続いており、観光やリゾート地での特別な体験を求める人も多い。旅行の予定時期は7月が17%、8月が34%、9月が18%で、8月が最も多い。このうち、8月は8%がお盆の時期で、9月は9月の5連休が7%であることから、お盆と同程度の需要が9月の5連休にあることがわかる。また、7月から9月に2回以上行く人も8%で、連休が旅行意欲を高めているようだ。

 なお、同調査は4月27日から5月11日まで実施し、4561件の有効回答を得た。年代は20代から70代以上と幅広いが、回答数が多かったのは40代(1557)、50代が(1143)、30代(965)。