ジャマイカ、シカゴ/モンテゴベイ線の就航で利便性の向上に期待

  • 2008年9月30日
 ジャマイカ政府観光局副局長のデビッド・シールズ氏はトラベルビジョンのインタビューに対し、航空座席供給量の確保が訪問者数の増加に向けた課題と答えた。現在、日本から同日乗継ぎが可能な路線はエアジャマイカ(JM)を利用するニューヨーク/モンテゴベイ線とロサンゼルス/モンテゴベイ線のほか、アメリカン航空(AA)を利用するダラス/モンテゴベイ線がある。さらに、2009年1月31日から新たにAAがシカゴ/モンテゴベイ線の運航を開始し、「計4つのゲートウェイで同日に乗り継ぐことができる」ため、アクセスが充実するという。

 今年の訪問者数についてシールズ氏は、「今年1月から6月までが2000人弱。昨年同様か、多少下がる」と見込み、昨年の日本人訪問者数4000人前後になるとしている。プロモーションとしては、高級ホテルや施設を利用するカリビアンラグジュアリー、ハネムーン、音楽や文化などに興味を持つ若年層の3つを焦点としつつ、レゲエ音楽が楽しめる「ワンラブジャマイカフェスティバル」などのイベントを通じたジャマイカの観光をアピールする。さらに、新たな観光プロモーションの一環として、北京オリンピックで活躍したジャマイカの選手と契約したいとの考えもあるという。