ビジット・インドネシア、今年は約67万人をめざす−各地でイベントを開催

  • 2008年8月26日
 インドネシア共和国文化観光省は今年、インドネシア観光年における記念イベントの開催やデスティネーションの認知向上により、約67万人の日本人訪問者数をめざす。インドネシア共和国文化観光省のピタナ局長は8月25日に開催したセミナーで、「バリ島以外のデスティネーションを紹介し、JATA世界旅行博の参加によって日本とインドネシア双方の親善を図りたい」と語った。インドネシアでは観光年を記念して、バリで実施する国際オープンゴルフトーナメントや、ジャカルタで実施する国際エコツーリズムビジネスフォーラムを開催。12月6日にはデザイナーの山本寛斎氏がファッションショーとイベントを融合した「インドネシア・ジャパン・フレンドシップ・スーパーショー」をバリ島で実施するなど、各地でのイベントを通じて交流を促進する。


▽GA下期ロードファクター目標は80%、下期は旅行会社向けに料金施策も展開

 ガルーダ・インドネシア航空(GA)は、今年1月から6月までの上半期におけるバリ島への日本人訪問者数が6.5%増の17万3169人であったとし、成田/デンパサール線のロードファクターの目標値を80%に設定。下期の料金施策として、エコノミークラスの3人利用で3人目が半額になるグループ3や、ハネムーナーなどを対象とした2人目が半額になるビジネスクラスカップル運賃などを設定。また、国際線では受託手荷物に加え、スポーツ用具一式を20キログラムまで無料とし、サーフボードやゴルフバッグ、ダイビング機材に加えて8月から新たに自転車を追加。利便性を高め、旅行会社と協力した商品造成を図り、インドネシアへの送客を増やしたい考えだ。

 なお、GAは10月1日発券分以降の燃油サーチャージ額について、現在、国土交通省へ認可申請中で片道1万9000円に改訂する方針で、円建ての徴収に変更する。