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アメリカ西部5州政観、地域内の世界遺産をゲームで知名度向上、誘客強化へ

  • 2007年7月9日
 アメリカ西部5州政府観光局は2008年の1年間、インターネットゲームを使った観光促進キャンペーン「ファイブスターズ・アメリカ世界遺産5つの謎」を展開する。同観光局がインターネットゲームを用いたプロモーションを展開するのは、2004年の「ミステリーサークル」に続いて2回目のこと。

 アメリカにある20の世界遺産のうち、同観光局が担当する地域には、アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園、ワイオミング州のイエローストーン国立公園、ニューメキシコ州のカールスバッドキャンバーンズ国立公園とタオス・プエブロ、チャコ・カルチャー国立公園があり、ニューメキシコとコロラド州の境にあるメサベルデ国立公園を加えると計6つの世界遺産がある。今回のキャンペーンではこれらの世界遺産の知名度を上げることで、さらに日本人観光客を誘致したい考え。これにあわせ、ロゴマークとURLを組み込んだデジタル版下を作成。同観光局では地域内の世界遺産をめぐるツアー造成とパンフレットへの掲載の協力を呼びかけていく。

 なお、同ゲームは2008年1月から12月にかけて展開するが、これに先駆け2007年12月には、予告編として日本旅行業協会(JATA)が制作に協賛した「フライ&ドライブ編・ソルトレイクシティでレンタカー・デビュー」がスタートする。ゲームではクイズを出題し、正解者には抽選でプレゼントを提供するという。各ゲームの詳細は下記の通り。

▽ファイブスターズ・アメリカ世界遺産5つの謎
エピソード0:フライ&ドライブ編「ソルトレイクシティでレンタカー・デビュー」
 期間:2007年12月1日〜2008年12月31日
エピソード1:グランドキャニオンとメサベルデ編
 期間:2008年1月1日〜2008年12月31日
エピソード2:ニューメキシコ編
 期間:2008年4月1日〜2008年12月31日
エピソード3:イエローストーン編
 期間:2008年7月1日〜2008年12月31日
エピソード4:グランドフィナーレ「Five Stars・アメリカ世界遺産5つの謎」
 期間:2008年10月1日〜2008年12月31日